酉年だけに

(羽田空港第二ターミナル展望台にて。 2017年1月1日 初夕日&富士山 クリックで大きくなります)
酉年ですね~~
と言うわけで
鳥家族との幼少期の思い出話でも・・・してサボっていた期間はなかったことにしようかなと
多分、ここにいらしてくださるような方たちは
猫が好き!
犬が好き!
ってなったら
絶対に鳥類も好き!!
だと思うんですよね。
(あっ、ウサギやげっ歯類も)
私も類に漏れなく大好きでして・・・
酉年にぴったりな思い出話がありますので
今日はその辺の話を一つさせていただこうと思います。

(空港展望台カフェ前にはすずめがいっぱい。滑走路側には飛んでいかないみたい。クリックで大きくなります)
幼少期は、あのひよこ特有のにおいが大好きで
縁日でひよこのお店にべったり張り付いて離れないようなそんな子供でした。
(近所に日本百選に選ばれた桜通りがありまして、毎年桜祭りが催されていました。)
しかし、「縁日のひよこは育たない!絶対にダメ!」
と親に猛反対され続ける日々・・・
まぁ、家には既に犬、ハムスター、インコ、金魚(縁日出身)など
がおりまして・・・昆虫とかトカゲとか亀もいたかも・・・
私としては、子供ながらに面倒を見ていたつもりではありましたが
親としてはなにかと面倒だったのでしょう。(わかる気がする)
そんなひよこに飢えた私の前に、
なんと!近所で開店したスーパーが
オープン記念でひよこを無料で配るというチラシが!
(昔はよくこういうのあったんですよ。今思うとダメ!・・・と思いますけど
もらったほうなので説得力なし^^;)
一人一羽ずつだったので、兄を誘い出し
二人分で二羽ゲットしホクホクで帰宅しました。親に無断です。
あれだけ反対されていたのに
「無料なら良いでしょ!」
という子供の短絡的思考です。悪い子ですっ。
親には、「返して来い」とめちゃくちゃ怒られました。
でももうピヨピヨなぬくもりを感じてしまったら手放せません!
兄と二人で親を説得し
(親は長男に甘いタイプだったので放任されていた私にとっては良い作戦でした。ニヤリ)
無事に家族になることに。

(新成
二羽のひよこは
コケ と コッコ と命名されました。(単純^^;)
残念ながらコッコは、
ひよこに良くいる消化不良タイプの子で(糞がほかの子よりも水っぽい)
毎日空きあらばコットンでおしりをトントン拭いてあげていたのですが
糞詰まりで2週間で他界;;(水っぽい糞が腸で固まってしまうそうな)
一方、一羽残されたコケは・・・・
もともと丈夫な性質だったのでしょう。
それはそれは順調に育ち・・・・
一年後には、身の丈60センチを超えるほどの
超立派な雄鶏に・・・・
みなさん、知ってます?
鶏って、最初からコケコッコーとは鳴けないって・・・
親鳥の鳴く声を聞いて、それで覚えるのだと思います。
単独飼育のコケは、「コ、コ、コ、コ、コケーッッ」としか鳴けませんでした。
でも、せっかっく胸筋隆々の立派な雄鶏なのに・・・
なんかちょっとそれは・・・カッコ悪い・・・
絶対にコケを「コケコッコー」と鳴かせてみたい!
そう思っていた矢先に
丁度ニュースで鶏の長鳴き祭り?を特集していたのです!
(今は動物愛護とかなんとかで中止されたとかされないとか)
鶏だって、むやみやたらにコケコッコーとは鳴きません。
祭りでは、人間が鳴き真似をしそれにつられて鶏が鳴くというものでした。
ギラギラしながらニュースにかぶりついていた私は
鳴き真似の仕方を目に焼きつけ
まず私がコケコッコーと鳴けるように練習し・・・(その後かくし芸的な特技になりました^^;)
コケは私と特訓に特訓を重ね・・・
体格に見合ったすばらしい音量でコケコッコーと鳴ける鶏に!!
コケ!カッコイイー!!
・・・・これ、すぐに後悔しましたね。
我が家は開拓時からの入居組みだったので、庭が広いジャングル状態とはいえ
住宅街の端っこ(北側は線路だったけど)です。
雄鶏は、本当に朝一で鳴くのです。
朝一じゃなくても、夜中だろうが少しでも鶏小屋に光が入っただけでも鳴くのです。
それはそれは素敵な声でコケコッコーと鳴くのです。
近所迷惑ですorz
それこそ部屋の明かりで鶏小屋を少しでも照らしてしまったらアウトで・・・
近所の車のライトがかすかに照らしてもアウト・・・
仕方がないので、鶏小屋に夜は明かりが入らないようにゴザで蓋をすることに。
(で、学校に行く前にはずす)
そんなこんなで、
鳴き声に関してはどうにかクリアできていたのではないかと思います。(思いたい)

(初売りで行った電気屋さんでガチャガチャを・・・鳥シリーズゲット!)
しかし、更なるワナが・・・
コケコッコーって鳴けると、鶏も自信につながるんですかね~?
時を同じくして、コケが超凶暴化orz
天気の良い昼間はコケを小屋から出して
庭で自由にさせていたのですが・・・(不思議と庭からは出ない)
「今、コケ出てるよ!」
と言うのが合言葉と言うか、危険を知らせるサインと言うか・・・
コケに襲われるので、防具を持って出ないと危ないのです。
身の丈60センチ強
足の太さが2センチを楽に超える
胸筋隆々の立派な雄鶏が
体を横斜にして片羽を下に広げ、口をカーッと開きながら
ただそこにいるだけで襲ってくるのです!!!
飛び掛ってくるのです!!!
固いくちばしのみならず、デカイ足&爪でつかみかかってくるのです!!
なので、窓辺に傘・拾ってきたゴルフクラブ・スキーのストックが置いてある家でね・・・
(* コレでたたくとかつつくとかはしませんよ。あくまで防御用です。)
ついうっかり、小学校から近道をして庭から帰宅してしまうと悲惨な事に・・・
でも、大小関係なく鳥は羽と胸部をつかんであげると大人しくなるので
流血覚悟で防御しつつガシッとつかんで
ホクホクで抱っこして匂いをかいで(←襲われてても好き)
鶏小屋に戻していました。
コケに比べたら、
ガブガブシャキーン猫だったふぅちゃんなんて可愛いものです。うんうん。
(みぃちゃんの遠慮のない家庭内野良猫キックはコケ以上だったかも・・・。)

(2007年のふぅちゃんみぃちゃん)
ふぅ 「褒められてるのかな~?」
みぃ 「違うと思いますデス お姉ちゃん」
コケをもらってきたのが小学校2年生の頃で・・・
確か、赤チャートだか青チャートだか(理系のバイブル)で
数学の問題を解いていたときに旅立ったと記憶しているので高校2、3年のころかな?
なので、コケは10年ほど生きてくれたのだと思います。
10年の間・・・2匹のワンコが入れ替わりで庭で放し飼い状態でした。
1匹目は小さめでしたが2匹目のワンコは25キロの大きなミックス和犬だったにもかかわらず
コケに追い回されて毛をむしられて・・・(逃げ場があったので放置^^;ゴメンよ~)
コケは最強生物として君臨していました。
あれから数十年経ちます・・・
今でもコケが人間を襲うときの鋭い目つきが忘れられません。
多分コケは猛禽類だったのだと思います!(なにそれ)
****************************
そんなわけで、今年の年賀状はコケを描いてみました。
年末年始、もう本当にやる気がなく・・・年が明けて4日ごろにポストを確認し
いただいた方にだけ出す方式で年賀状を出しました。
遅くなってゴメンなさーい。
前の前の記事にコメントをくださった「な~こ」さん。応援しています!
よかったら連絡先を教えていただければ記事にしていない薬の情報をお伝えしますよ~。
****************************
三つのランキングに参加してみています。三つもすみませんです。
![]() |
![]() |
|
↑よろしければ、ポチポチっとお願いします。